戦後史をテーマに

2006年07月20日

相続税って、なんでこうも高税率?

税率は今、最高50%に下がりました。2003(平成15)年までは最高70%でした。実は1950(昭和25)年の新相続税法では、最高90%ありました。

キット日本って社会主義の国に違いない。

そう考えると納得できる高い税率です。その新相続税法成立のときは、占領下でした。社会主義のソ連も占領側メンバーにいたのです。

真相はシャウプさんという人を団長に日本の税制視察団がやってきて、その勧告に基づいての一連の改革でした。本国のアメリカでもやってないことを理想主義で日本に押し付けていったのでした。

社会にも化学でいう不可逆反応というものがありましょう。もう暫くはこの猛烈税率が維持されるのでしょう。

(今宵は初ブログ。このあたりで、休ませていただきます。)追記(平成18年7月23日
相続税は日露戦争のころ、戦費(と政府借金)をまかなうために始まったものだそうです。

その当時は、家が中心だとする封建思想を政府自身が推奨していた時代でした。長男が家督相続して一族の面倒を見るのが正統なありかたという時に課税はしにくいので実際の税率は数%という低税率だったようです。

戦前でも、時期によって税率や課税方式が違うようで、実のところはよく知りません。(学者で研究している人もほとんどいないそうです。)

ともかく戦前には家督相続には税率は低くて、家督以外の相続には数%程度の課税があったと概括しておけるようです。

それと相続税のみの特例として物納が始まったのは昭和16年からということです。すでに中国との戦争は泥沼化していました。中国内の権益を確保し続けようとするイギリスが、次いでアメリカが日本に厳しい態度がいよいよ強まった。そういう時期でした。
posted by のんびりへんじん at 00:00| 神奈川 霧| Comment(0) | TrackBack(1) | 財産への課税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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